山門からの石畳がとても美しいお寺でした。

5.0
旅行時期：2024/03（約2年前）

by hijunoさん（非公開）

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創建は古く、奈良時代の７２４年～７２８年に聖武天皇の命で勝道上人により開基されています。本尊は千手観音です。その後９６８年に源満仲が多田に館を築いてからは、源氏一門の祈願所となっています。
山門は明治時代のもので、洋風も取り入れた珍しい建築です。
金剛力士像はもとは、多田院南門にあったものだそうです。
山門から入り、石畳が続きますが、とても美しい風景でした。

境内には源氏に関わる史蹟が多く、源氏の法尼妙阿が両親の極楽浄土を願って造ったとい
われる九重の石塔や、源家の七つの石塔、源満仲の子供　美女丸（のちの僧　源賢）、満仲の家臣であった藤原仲光とその子　幸寿丸のお墓がありました。

また、源頼光の家来となった、坂田金時のお墓もあります。坂田金時は、源頼光の四天王の一人として大江山で酒呑童子を退治したことでも知られ、幼名を金太郎としても馴染み深い人物です。