砂の芸術
- 3.5
- 旅行時期:2024/01(約2年前)
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by はちのすけさん(男性)
今出川・北大路・北野 クチコミ:148件
上賀茂神社の二の鳥居をくぐると見えてくるのが、細殿の前の立て砂だ。山の形をした砂だが、これは神社背後にそびえる神山(標高301メートル)を模したものだという。神山は上賀茂神社祭神の賀茂別雷神が降臨した場所で、いわばご神体。つまり神様が境内に降臨する場所、神を招く憑代(よりしろ)の役割を果たしている。また、この位置が長岡京の鬼門にあるため、俗に鬼門に砂をまいて清める「清めの砂」はこの立て砂が語源という。庭にある砂と言えば龍安寺や銀閣寺を連想するが、上賀茂神社の立て砂も京都を代表する砂の芸術だ。もろいがゆえに美しい。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2024/02/17
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