震災後の仙台東部地区の再利用、減災についても学べて意義深い
- 4.5
- 旅行時期:2023/08(約2年前)
-
-
by ぱくにくさん(男性)
宮城野・若林・名取 クチコミ:16件
東日本大震災の津波の映像で、個人的に大きな衝撃を受けたのは「津波」が身近にある三陸のリアス式海岸の映像ではなく、仙台平野を駆け上がってくる荒浜や閖上の津波でした。
荒浜小学校は、その仙台平野を襲った津波を中心に、その教訓や減災の工夫を展示しています。
荒浜小学校のすぐ隣の県道10号は、仙台市内では10m弱かさ上げされた土手の上を走っており、その東側はほぼ利用されていない状況です。
(名取市に入るとまた違う形状になっていき、そこは市町村ごとの考え方で面白い)
このかさ上げ道路は、東日本同等の津波では浸水してしまうものの、さらに内陸への津波を減衰させる効果があるそうです。これは、東日本大震災の津波が仙台東部道路で止まった事実を基に考えられた対策だそう。
そういう地元の工夫の展示が数多くあります。
また、見学中に同じような津波が来たらどう避難するか、もしっかり掲示されていたのは好感でした。伝承館に津波が来た場合の想定がないのは、おかしいですもんね。
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2023/12/24
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する