武庫川女子大学甲子園会館(旧甲子園ホテル)

かつて、東の帝国ホテル、西の甲子園ホテルといわれていました。

• 5.0
• 旅行時期：2023/11（約2年前）

by hijunoさん（非公開）

西宮・芦屋 クチコミ：45件

見学は予約が必要で、見学時間は９０分の予定、見学にはガイドをしてくれます。
甲子園会館は昭和５年に甲子園ホテルとして開業し、その後、武庫川学院の教育施設となり、武庫川大学のキャンパスの中にあります。建築家ライトの愛弟子の遠藤新の設計で、アールデコ様式、打出の小槌のレリーフが至ところにあります。また、水玉模様の彫刻も多く、防火を意識したものだそうです。市松模様の和天井など和の様式も採り入れ、西洋風のものと微妙なバランスがあります。当時の政界の要人や経済人、文化人など多くの著名人が宿泊、利用しているホテルです。娯楽ルームでは山本五十六がトランプゲームを楽しんだという逸話も残っています。広く、美しい庭園も紅葉が始まっていて、建物ともとても調和していました。

• 

  庭から眺めたところ。

• 

  ホテルの雰囲気が残っています。

• 

  噴水の泉水。打出の小槌の模様があります。

• 

  ここに、冬至の日に、窓から光が差し込み、幻想的な光景に。

• 

  あちこちに打出の小槌が。

• 

  ホールの市松格子の天井は和の雰囲気。ダンスも行われていました

• 

  豪華な装飾。

• 

  細かな彫刻です。

• 

  美しい庭園。かつては小舟も浮かべられ、楽しんでいたそうです。

• 

  バーのタイルも遊び心が満載です。

クチコミ投稿日:2023/11/16

• 施設の満足度: 5.0
• 利用した際の同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 見ごたえ: 5.0
• 関連旅行記: ひょうごさんぽ 建築家ライトの建築の流れ～甲子園会館の見学へ。