明治時代の「京都三大事業」で架けられた橋
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- 旅行時期:2022/04(約4年前)
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by 白熊爺さん(男性)
東山・祇園・北白川 クチコミ:6件
明治時代の末期に「京都三大事業」というプロジェクトが進められその流れで架けられた橋です。
1913年(大正2年)に完成したようで、現在三大事業で架けられた橋で現存しているのはこの七条大橋だけのようです。
橋の構造は鉄筋コンクリートアーチ橋(RCアーチ橋)で黎明期のRCアーチとしてはとても巨大なのだそうです。
橋のデザイン様式は「セセッション式欧風意匠」という事です。
第二次大戦の金属拠出で手すりや欄干がなくなったのでその部分は長い間木製だったそうです。
すぐ横を走る京阪電車の地下化や琵琶湖疏水の暗渠化や川端通の開通などで橋もこのタイミングで改修されました。
1987年(昭和62年)に「三十三間堂の通し矢」をイメージした矢車模様がデザインされた欄干になったようです。
川岸から見るとクラシカルなデザインが京都の街によく合っているような気がします。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
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- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2023/11/09
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