江戸城無血開城に多大な影響力を与え、薩摩の心を持ち続けた偉大な女性です。
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- 旅行時期:2023/01(約3年前)
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by Lily-junjunさん(男性)
鹿児島市 クチコミ:17件
NHKの大河ドラマでも知られている天璋院は、13代将軍徳川家定の御台所(正室)となり、幕末動乱の世にあって江戸城の大奥を取り仕切った篤姫の像です。天璋院(篤姫)は、今和泉島津家の島津忠剛の一子として、鹿児島城下に生まれました。1850年(嘉永3年)ごろ、川家定の夫人に関する打診が川家から島津家にあり、嘉永6 年(1853年)に11代藩主島津斉彬の養女となりました。3か月ほどをここで過ごしたのちに江戸の芝にあった薩摩藩邸に到着しました。政情不安や天災などの影響もあり、1856年(安政3年)ようやく将軍家定の御台所となりました。その後、世の流れは大きく討幕へと傾きました。討幕軍の先頭にたっているのは実家の薩摩藩でした。篤姫は、苦しい立場の中、最後まで江戸城に留まり、川家の存続を願う嘆願書を討幕軍の隊長宛に出すなど、江戸城無血開城に大きな役割を果たした。結果として江戸城無血開城に大きな役割を果たしました。天璋院像は、鹿児島市では、乃木静子、丹下梅子に続く三体目の女性単身の像です。もし、天璋院(篤姫)がいなかったら江戸の町は戦火に包まれ、現在の東京の発展があったでしょうか。素晴らしい尊敬に値する女性ですね。
01_【「天璋院像」の一口メモ】
⑴ 住所…〒892-0853 鹿児島県鹿児島市城山町7-2(鶴丸城跡)鹿児島県歴史・美術センター黎明館前庭
⑵ アクセス
① カゴシマシティビュー「薩摩義士碑前」下車徒歩約1分
② 市電「市役所前」から徒歩約10分
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 3.5
- 鹿児島中央駅東口から薩摩義士碑前バス停までの所要時間は29分。天璋院像はバス停から徒歩1分50mの鹿児島県歴史美術センター黎明館の一角です
- 見ごたえ:
- 3.5
- 威風堂々とした天璋院像は柔和な表情と迫力があります。
クチコミ投稿日:2023/09/23
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