白牡丹といふといへども紅ほのか
- 3.5
- 旅行時期:2023/02(約3年前)
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by たびたびさん(男性)
西宮・芦屋 クチコミ:64件
虚子記念文学館は、芦屋の海に近い住宅地。高浜虚子は正岡子規と同じく、松山市の出身なんですが、その孫で虚子の後継者でもある稲畑汀子は芦屋に嫁いでいたんですね。ということで、この記念館は稲畑汀子の住居の隣りです。
高浜虚子の名前は知っていても、内容的なことはちょっと不勉強でしたが、その主張するところは花鳥諷詠。花鳥風月および人間の営みすべてを詠むのが俳句という考え方。なんか当たり前のことのように思いますが、展示作品の「白牡丹といふといへども紅ほのか」とか。対象をじっと観察することから生じた心の動きを素直に表現しているような感じ。写実の基本とかも含めて子規の教えを守っているのでしょうが、それは俳句界にとっては意外に大きな貢献だったのかもしれません。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 展示内容:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.5
クチコミ投稿日:2023/07/26
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