なぜか高崎に眠る、将軍の弟の墓
- 3.0
- 旅行時期:2022/05(約4年前)
-
-
by キャンサー50さん(男性)
高崎 クチコミ:42件
JR高崎線高崎駅が最寄駅。
高崎駅西口から北西へ約520m、大信寺の墓地内にあります。
説明板によると、徳川忠長は第3代将軍徳川家光の弟です。
忠長は今でいうメンヘラで、数々の奇行、狼藉のため、改易・逼塞が命じられ、高崎藩の藩主安藤重長に預けられました。
そして寛永10年(1633)、幕命により切腹した。
享年28歳。
切腹後、忠長の遺体は大信寺に葬られましたが、罪人のため墓石を建てることは許されず、四十三回忌にあたる延宝3年(1675)にようやく墓石が建てられました。
それでも玉垣で隔離され、鎖が巻かれるなど、完全に名誉回復されたわけではありませんでした。
大信寺には忠長ゆかりの品々が残されています。
これらの品々と墓は高崎市の史跡に指定されています。
徳川家には狂気の血が流れており、時にそれが表に出る人物が現れると聞いたことがあります。
忠長はまさにそういう人だったのでしょう。
- 施設の満足度
-
3.0
- 利用した際の同行者:
- その他
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2023/06/26
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する