下田の鰻の名店!
- 4.5
- 旅行時期:2023/06(約3年前)
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by After9さん(男性)
下田 クチコミ:53件
12時に予約、11時50分に店に戻れば鰻を焼く香り・・・
予約席は玄関を開けて正面の小上がり・・・2階席もあるけど我が家はいつも1階の小上がりのお座敷で心地よい!
鰻といえば、土用丑の日に食べますが、こちらは土用丑の日が定休日!
直木賞受賞作の家高橋治氏の「片意地へんくつ一本気―下田うなぎ屋風流噺」の作品の中の人物像がこの鰻屋の先代らしい!
今でも初代のへんくつな意思を受け継ぎ、土用丑の日は定休日になってる
昭和の初期の頃に先代が東京神田の江戸時代から続く東京の鰻の名店「野田岩」で修業した後に日本橋でその流れを汲み独立し、その後下田に移ったというのが店の歴史・・・
ジャスト12時にうな重がテーブルに並ぶ・・・以前は鰻の大きさによって「松・竹・梅」とありましたが、近年は「竹」のみで、漬物と肝吸いとお新香が付いて4,200円、昨年秋に来たときは3,950円だったので若干の値上がりしてたけどこのご時世仕方がないし、東京でこの価格でこのクオリティーのうな重を頂ける店はまずないでしょう!
水を流してうなぎを浄化させる水のせせらぎが店内のBGM・・・
生きたままの鰻をさばいて焼くから時間を要するから予約して仕上がり時間に到着しれば待ち時間無しで極ウマの鰻重が頂ける!
さて、うな重(竹)がテーブルに到着!
蓋をあけると艶やかな鰻と共に備長炭で焼かれた香りがたまらない!
うな重には肝吸いとお新香が付く
重箱にピッタリと米が見えないほど敷き詰められた鰻の焼きは照りがあって完ぺきな仕事!
店のルーツは江戸なので、ふっくら柔らかに蒸してから焼く関東流の上品な仕上がり!
脂ののったで、蒸されたふんわり感を楽しめば口の中でとろけるほど!
甘さが控えめで醤油の角を残した引き締まったタレで、小さ目な米粒にも邑なく均一に絡み丁寧な職人の仕事!
東京なら5,000円はくだらない極上のうな重がこの価格でで頂ける下田の名店!
下田で味わえる最高の鰻重です!「ごちそう様でした」
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- 利用形態:
- ランチ
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- サービス:
- 3.5
- 雰囲気:
- 3.5
- 料理・味:
- 4.5
- バリアフリー:
- 5.0
- 観光客向け度:
- 5.0
クチコミ投稿日:2023/06/22
いいね!:3票
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