鰻の名店!
- 4.5
- 旅行時期:2022/10(約3年前)
-
-
by After9さん(男性)
下田 クチコミ:53件
下田の旅で2泊し東京に帰る日のランチは下田で一番古い老舗鰻屋の 小川家(おがわや)!
朝9時から受付の電話予約で12時の時間指定で予約!
予約時には「今どちらにいますか?」と聞かれるので下田近郊にいる事が予約の条件!
「12時の焼き上がりに合わせて10分前の11時50分までに来てください」と時間にはシビヤ・・・
生きてる鰻をさばいてから焼くので待たせすに料理を出す配慮なのでしょう!
我々客も遅れると冷めた鰻を食べることになるので早めに到着!
店に駐車して11時50分までの15分間、ペリーロードを散歩・・・
ペリーロードは、ペリー提督が了仙寺で行われる日米下田条約締結に出るために行進した通り!
了仙寺から下田公園への約500mは、平滑川沿いの石畳の小道を歩けば「なまこ壁」や「伊豆石造り」の家並み・・・
カフェや雑貨店があり女性に人気のスポット!
さて、11時50分に店に戻れば鰻を焼く香り・・・
予約席は玄関を開けて正面の小上がり・・・2階席もあるけど我が家は何故か毎回こちら!
鰻といえば、土用丑の日に食べますが、こちらは土用丑の日が定休日!
直木賞受賞作の家高橋治氏の「片意地へんくつ一本気―下田うなぎ屋風流噺」の作品の中の人物像がこの鰻屋の先代らしい!
今でも初代のへんくつな意思を受け継ぎ、土用丑の日は定休日になってる
昭和の初期の頃に先代が東京神田の江戸時代から続く東京の鰻の名店「野田岩」で修業した後に日本橋でその流れを汲み独立し、その後下田に移ったという歴史・・・
ジャスト12時にうな重がテーブルに並ぶ・・・以前は鰻の大きさによって「松・竹・梅」とありましたが、近年は「竹」のみで、漬物と肝吸いとお新香が付いて3,950円
水を流してうなぎを浄化させる水のせせらぎが店内のBGMでゆったりした時間が流れる・・・
うな重(竹)がテーブルに到着!
蓋をあけると艶やかな鰻と共に備長炭で焼かれた香り!
うな重には肝吸いとお新香が付く
米が見えないくらい綺麗に敷き詰められた鰻の焼きは照りがあって完ぺきな仕事!
店のルーツは江戸なので、ふっくら柔らかに蒸してから焼く関東流の上品な仕上がりで、鰻のふんわり感を楽しみ口の中でとろけるほど!
甘さが控えめで醤油の角を残した引き締まったタレで、小さ目な米粒にも邑なく均一に絡んでいて丁寧な仕事が覗えます!
東京なら5,000円はくだらない極上のうな重が3000円台で頂け、下田に来たら絶対に訪問したい下田の名店です!
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- 一人当たり予算:
- 4,000円未満
- 利用形態:
- ランチ
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- サービス:
- 4.0
- 雰囲気:
- 3.5
- 料理・味:
- 5.0
- 観光客向け度:
- 5.0
クチコミ投稿日:2022/10/08
いいね!:2票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する