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三島市郷土資料館 施設情報・クチコミに戻る

楽寿園の中にあり、三島の歴史、暮らしがわかります。

  • 4.5
  • 旅行時期:2023/02(約1年前)
nichiさん

by nichiさん(男性)

三島 クチコミ:9件

1階では三島市にゆかりのある方々の展示展が開催されていました。

この犬、可愛い。。
左の文字が達筆すぎて読めない。。。。。
「今日からは、薬降るべし神迎」
「薬降る」とは陰暦5月5日の正午ごろに雨の降ることで、その雨水で医薬を製すると特に薬効があるとされたのだとか。。。
小林一茶の句と玉山人が挿絵です。
全国を巡って生涯で2万もの句を詠んだ一茶。
ココ三島でも句を詠んでいました。

「のぼらるる ものとおもへず ふじの山」
瀧の本連水の句集が紹介されていました。
富士を詠んだ百句を集めた自句集「雲霧集」が有名です。
その中の句です。

資料館の2階にやってきました。
水が豊かな三島ならではの生活を知ることができました。
三島の昔の民家が再現されています。

2階へ。
安藤広重の三嶋大社前の有名な絵がお出迎え。
源頼朝が大事にした三嶋大社の説明。
そもそも、源頼朝が挙兵に際し祈願して、緒戦に勝利したことでも有名です。
室町時代。
そうだ!
三島には三島暦がありましたね~
ここで展示を拝見して、高校の頃の歴史の授業を思い出しました。
仮名文字で印刷された暦としては日本最古である三島暦。
室町時代から明治まで使われていた日本の暦です。
暦を発行していた三島は、都と肩を並べる存在になったんですね。
今見てもさっぱりわかりませんが・・・

山中城の説明書き。
そっか~~
山中城は神奈川県箱根町ではなく、静岡県三島市なんですね~
北条氏によって築城され、小田原城の支城です。
山城です!
以前、行ったことがあります。

近代の三島の暮らし

明治になって世の中が西洋化し、三島では牛乳の代わりにコンデンスミルクが作られるようにありました。
三島ならではの豊かな水を利用した製糸業。
商業の中心地となり、銀行が設立されました。

明治の教育の変遷。
三島も日本の他の都市と同じで寺子屋が小学校になっていきました。
三島ならではの特徴は、「バラ女学校」と言うキリスト教の女学校ができたことでしょうか?

宿場町三島の歴史を知ることができました。
東海道の宿場町として三嶋大社のある三島は栄えていましたが、明治に東海道線が開通したときは線路が離れた所を通過し駅はありませんでした。
東海道線が富士山の北側を通る御殿場線経由の路線だったからです。
1934年(昭和9年)に丹那トンネルが完成し、三島に駅ができて街が再び栄えていきました。

江戸時代の三島の様子がジオラマで再現されており、長閑な雰囲気がわかりました。

施設の満足度

4.5

利用した際の同行者:
家族旅行

クチコミ投稿日:2023/04/09

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