各地にある伝和泉式部の墓のひとつです。
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- 旅行時期:2023/03(約3年前)
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by hijunoさん(非公開)
伊丹 クチコミ:12件
平安時代中期の歌人でもあり、恋多き女性としても有名な和泉式部の墓と伝わる石塔があります。全国各地に和泉式部の墓と伝わる場所や、伝承の場所が多々あるようです。娘を失った和泉式部は仏教に帰依しますが、藤原道長が建てた誠心院というお寺の初代住職となります。そちらにも和泉式部の墓所とされる宝篋印塔があります。説明板にありますが、和泉式部の再婚相手の藤原保昌が摂津の国、現在の宝塚市の人であったことから、この地に供養塔が建てられたのではないか、とのことです。また各地に残る和泉式部の墓や供養塔の石塔も女性の遊行聖が和泉式部の名前で各地を回って信仰を広めたことにつながるのではないか、とも説明板に書かれてありました。現在の石塔は一部が失われています。完全な形であれば、230㎝という高さのある大きなものであったそうです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2023/03/14
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