鬼の伝説の地として、ぜひ訪れたいところ
- 4.5
- 旅行時期:2023/02(約3年前)
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by しそまきりんごさん(男性)
男鹿 クチコミ:28件
訪れる人も少なく、森の中に佇む古めかしい社殿群が幽玄な雰囲気を醸し出しています。訪れるには、”鬼の作った999段の石段”を登らねばなりませんが、なまはげ目当てに男鹿半島を訪れたなら、鬼の伝説の地として、ここはぜひ訪れておきたいところです。
毎年2月に真山神社で行われるなまはげ柴灯まつりの際に訪れました。2023年の当地の雪の状況は、訪れた日にも依るのでしょうが、門前の辺りでは掻いた雪が2~30cmの高さで道路脇に積もっていましたが、鬼の石段にはほとんど積もっておらず、登山靴や軽アイゼンが必要ということもありませんでした。ただし、五社堂の社殿の前辺りは多少の積雪があって、階段や坂を踏み跡の段に沿って慎重に上り下りしました。
石段は、999段とされ、県道よりも下の海岸線近くに登り口があります。門前のバス停の駐車場に地図の掲示がありました。しかし、最初から全てを登らなくとも、長楽寺や徐福塚の辺りに駐車場があって、途中から登り始めることができます。門前のバス停からは50m以上の高さを稼ぐことができ、そこから五社堂までは徒歩10~15分となります。
付近は、お店など何もなく、温かいところで休憩できるような場所がありません。旅館はあったものの、一時的な休憩場所に使える雰囲気でないため、バスの待合所を使いましたが、屋内ベンチがあり、屋根付きで戸は閉まるものの、無暖房でこれが寒いです。向かいに公衆トイレがあって、そちらは温かくなっていましたが、あまりトイレ内で長時間過ごしたくなかったので利用しませんでした。天気が悪かったり、気候が寒かったりする場合、公共交通機関の路線バスでは本数が少ないため、ちょっと難易度の高い観光地となってしまいます。
なお、雪の無い時期など、ここから本山まで5.9km、真山神社まで10.2kmとのことなので、お山駆けに挑戦してみても面白いかもしれません。冬でも道を知っていてスノーシューを持参すれば行けると思います。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 2.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 1.5
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2023/02/17
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