現存する木造の拘置所として外観・内部ともほぼ当時のまま
- 4.5
- 旅行時期:2020/08(約5年前)
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by RAINDANCEさん(男性)
佐渡島 クチコミ:32件
「京町通り」に入るとすぐに目に目に入る下京町の「時鐘楼」、正徳2年(1712年)に佐渡奉行だった荻原重秀の命により佐渡の出銅で鋳造され、1871年頃まで町内で時を知らせていたらしい。ずっと中断してたけど、近年になって再び朝夕撞かれているそうです。いい話。通りには古民家を活用した茶屋やギャラリーが並びます。鉱山が栄えていた頃はこの京町通りは繁華街で、京都出身の豪商だった山田吉左エ門が両替や廻し船で儲けけたそうです。3階建!の家もあったそうな。京町通りを結構山側へ上ってきたところに「旧相川拘置支所」があります。昭和29年(1954年)に、新潟刑務所相川拘置支所として開設されました。拘置所を他地区に移転する昭和47年(1972年)まで使われていたそうです。金銀を扱う相川地区だけに、それなりに犯罪も多かったのでしょうね。この拘置所跡は、現存する木造の拘置所として外観・内部ともほぼ当時のままというからこれは貴重ですね。あと、京町通りは高台にありますので、通りの街並みだけでなく相川の湾の眺望も見どころです。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2022/12/12
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