日本に唯一残る中国清朝建築様式の建物

3.5
旅行時期：2022/11（約3年前）

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日中貿易で財を成した函館の華僑たちが中心となって、集会所として1910年（明治43年）に建築した歴史的建造物。横浜や神戸にも中華会館がありますが、太平洋戦争後に再建されたものであり、現存する日本唯一の中国清朝建築様式の建造物でもある。華僑の方が信仰する三国志の英雄、関帝廊（関羽・関聖亭君・関亭聖君）を祀る廊で、煉瓦などの資材や内装関係、さらには設計者、技師も中国から集めて建設したとのこと。赤レンガを使用し、釘を使わない建物は、日本の建物にはない独特の雰囲気。函館から中国への海産物貿易が盛んであったことを思い起こさせる。なお、通常は公開されておらず、外側からの見学のみ可能。