小督局(こごうのつぼね)の哀話
- 3.5
- 旅行時期:2020/10(約5年前)
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by piglet2017さん(非公開)
嵐山・嵯峨野・太秦・桂 クチコミ:30件
渡月橋に向かって横断歩道を渡ったところにあった石碑です。帰宅後に由来を調べてみると、下記のような悲恋の物語が秘められていました。
小督局は類稀な美貌の琴の名手。建礼門院徳子(平清盛の娘)が高倉天皇を慰めようと紹介して寵愛を受けるが、それを知った平清盛が怒り狂い、小督局は嵯峨に身を隠した。高倉天皇は密かに腹心の源仲国に捜索を命じて呼び戻そうとする。源仲国が中秋の名月に嵯峨野に出かけて、この橋で得意の笛を吹くと、見事な琴の調べが聞こえてきた。音のする方に向かうと、粗末な小屋に隠れ住んでいた小督局を無事に発見した。
碑には「一筋に 雲ゐを恋ふる 琴の音に ひかれて来にけん 望月の駒」と刻まれていました。琴きき橋は、碑から桂川に沿って上流へ50mくらい歩いたところにある車折神社嵐山頓宮の前に移されているそうです。
- 施設の満足度
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3.5
クチコミ投稿日:2022/11/07
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