魔よけの風見鶏が守る北野のシンボル
- 5.0
- 旅行時期:2020/12(約5年前)
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by piglet2017さん(非公開)
神戸 クチコミ:126件
明治42年にドイツ人貿易商のトーマス氏が、ドイツ人建築家に建ててもらった邸宅です。入口門扉に書かれたRhenaniaは、トーマス氏の故郷ライン地方のことで、自邸を「ハウス・レナニア=ラインの館」と呼んでいたそうです。トーマス氏が生きていたら、フランス人の邸宅ドレウェル邸の方が「ラインの館」と呼ばれている現状に、さぞ驚くことでしょう。
玄関入った右手に五角形のベイ・ウィンドーの談話室があり、ユーゲントシュティールの風刺画、こうもり傘を広げたデザインの照明と天井の組み合わせがユニークな部屋となっていました。ドイツ中世の古城の雰囲気の食堂には、ユーゲントシュティールのステンドグラス、地下の食堂からできあがった料理が運び上げられるリフト付きの家具までありました。北野を代表する異人館だけに、見所が多い邸宅でした。
- 施設の満足度
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5.0
クチコミ投稿日:2022/11/01
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