普段はお留守にしているご祭神がいます。
- 4.0
- 旅行時期:2022/05(約4年前)
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by 旅好者さん(男性)
大分市 クチコミ:169件
県道207号線と辿っていき、ちょっと逸れると駐車場がありました。この駐車場は本殿の裏側に当りました。但し、門があって境内にはそのまま入れました。神社の入口は東側の大分川(の土手)にありました。創建は836年(承和3年)で、現在の豊後国一宮である柞原八幡宮の境内社・善王宮としてだったと伝わっています。869年には現在地(当時は賀来荘と呼ばれていた)に遷座し、同時に賀来神社と称したとのことです。こちらのご祭神は武内宿禰(たけのうちのすくね)と健磐龍命(たけいわたつのみこと)の2柱です。健磐龍命は阿蘇神社のご祭神としても知られている神様ですが、もう一方の武内宿禰は普段はお留守にしていて、ここには居ないのだそうです。武内宿禰といえば、5代の天皇に仕え、2百数十歳まで生きた超々超人ですね。普段は柞原八幡宮のご祭神である八幡神の警護に当たっていて、毎年9月の「賀来の市」の時だけ戻ってくるのだそうです。この賀来の市は、6年おきの卯の年、酉の年には、祭り期間が長くなり、大名行列も行なわれます。明治に入って、府内藩主大給松平家から大名道具一式が賀来神社に寄進されたからだそうです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2022/10/06
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