耕地面積に応じて3分配です。
- 4.0
- 旅行時期:2022/05(約4年前)
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by 旅好者さん(男性)
竹田 クチコミ:118件
音無井路(おとなしいろ)十二号円形分水は宮砥という地区にありました。音無井路は大野川水系の大谷川から、宮砥(みやど)地区などを灌漑するために造られた用水路トンネルです。江戸中期から工事が繰り返されてきましたが、2kmの用水路トンネルが完成をしたのは1892年(明治25年)のことだったそうです。十二号はトンネルの途中に造られた排土口の12個目だからだそうです。
その後、周囲の村も開墾が進み、大谷川からの取水を始めたため、音無井路の水量が不足する様になり、水を巡っての争いが絶えなくなったそうです、1934年(昭和9年)に適正な水の分配を行うための施設「円筒分水」が十二号のところに設けられたとのことです。分配の20の穴がありますが、現在は耕地面積に応じて8個、7個、5個に仕切板で調節して、3つの地区に分配しているそうです。
なお、入口のところに「関係者以外立入禁止」と書かれた大きな看板が立っていました。仕切り版を移動してしまうとか悪質ないたずらをする輩がいるのでしょうね。悲しい気分にさせられました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2022/10/05
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