法善寺横丁

月の法善寺横町そのものです♪　～　法善寺横丁

3.0
旅行時期：2022/06（約2年前）

ミナミ（難波・天王寺）クチコミ：16件

大阪・ミナミのほぼ中心、千日前商店街から心斎橋商店街を横断する位置の「法善寺横丁」は名の通り天龍山・法善寺の門前への横丁です。

人がすれ違うほどの狭い路地の両側にびっしりと飲食店が軒を連ねる石畳を歩けば、古き良き時代の浪花の風情が漂うところ～。

高下駄をはいた割烹着姿の板さんが行き交う姿や、綺麗に髪をアップした美容院帰りの女将の出勤姿もここ法善寺横丁周辺では普通に毎日観ることが出来ます。但し、夕方ですよ。

昭和３５年に大ヒットした藤島桓夫の”月の法善寺横町♪”はまさにこの界隈の雰囲気を歌にしたストーリーです。

包丁一本さらしに巻いて　旅へ出るのも板場の修行
待っててこいさん哀しいだろうが　
ああ若い二人の　思い出馴染む法善寺
月も未練な十三夜
　
また、昼前に行くと店のシャッターを開けたばかりの若い板さんが店先で新聞を読んでたり煙草を吹かしてたりと、まだまだ気だるい時間が流れているのが判ります～。

午後に成ればようやく仕込みなどの準備に入って３時頃に休憩の為、店先で煙草を一服する板さんをよく見掛けますね～、道頓堀をわった老舗料理屋が多い宗右衛門町とはまた違った雰囲気です。

横丁の店はどこも小じんまりとしてその名前から安いと思いがちですがますが実際は逆でそれなりの高級店が多いので知らない方は要注意です。
庶民的な価格を求めるのなら南海通りや千日前通りを目指して下さいね！。