古い建物がいくつもありました。
- 5.0
- 旅行時期:2022/05(約4年前)
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by 旅好者さん(男性)
大分市 クチコミ:169件
万寿寺は、国道10号線(産業道路)の顕徳町三丁目交差点から、幅のある参道が真っ直ぐ伸びていました。昔は相当大きなお寺さんだったことが想像されます。その突き当たりに新しい総門がありました。いつから失われていたのか分かりませんが、近年、再建されたのでしょう。萬壽興聖禅寺と書かれた寺標が懸っていました。これが正式な寺標なのでしょうね。創建は1306年(徳治元年)とされ、場所は顕徳町の大友氏館跡の南東地域です。700m~800m北の現在地には1633年(寛永10年)に再興されています。境内を進むと、前面に石庭を置いた二重門の山門(1825年(文政8年)の建立)がありました。その右手に、1824年(文政7年)に、府内の俳句仲間「城東連」によって建立された友雀塚がありました。石碑の字は読めないのですが「花に阿そふ虻な喰ひそ友雀」。芭蕉44歳、1687年(貞亨4年)の句だそうです。楼門の先には、仏殿の大雄殿(明暦年間(1657年頃)の建立)や経蔵の雲廣蔵(1718年(享保3年)の建立)がありました。なお、山号は蔣山(まこもさん)で、臨済宗妙心寺派のお寺さんです
余談ですが、高崎山にあるお寺さんはこの万寿寺の別院だそうですね。自然動物園とは話が付いているそうですが、猿の餌場に本堂建設用地と嫌みのように立て札があります。撤去といった大人の対応は出来ないのでしょうか。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2022/07/14
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