三菱みなとみらい技術館

空いていますが見どころ多し！

4.0
旅行時期：2022/05（約2年前）

by norisaさん（非公開）

横浜クチコミ：16件

三菱みなとみらい技術館は三菱重工が1994年6月に設立したものです。

館内は、陸、海、空、宇宙のテーマ別ゾーンに加え、バーチャルツアーステーションやサイエンスプラザ、キッズグラウンドをはじめとするさまざまな展示・体験コーナーで構成しています。
ロケーションは三菱重工のビルの下にあります。

最初の展示は三菱重工製の客船、ダイアモンドプリンセスです。
聞いたことがある？そう、日本で最初の大騒ぎになったコロナ感染源です。
その奥は日本が誇る宇宙ロケットです。
日本のロケットはコストがネックでしたが、コストダウンも進み、信頼性が高いということもあって世界各国から人工衛星打ち上げの商談が舞い込むようになりました。

船舶の展示も多いです。
ユニークなのはタイタン号と呼ばれ、海底の石油や天然ガスなどの地下資源を探る特殊な船です。
ケーブルを伸ばして最大で後方１２ｋｍまでの情報を集められるそうで、資源小国日本には貴重な探査船です！
また深海６５００，さらには地球深部探査船ちきゅうなども展示されています。
後者は世界で初めてマントルや巨大地震発生域への大深度掘削を目標としている科学調査船です。
その方法は、世界初のライザー掘削と呼ばれ船の上から長いパイプを海底に降ろし、水圧で掘削していくそうです。

その他にはロケットエンジンの展示や船艦武蔵の模型、零戦模型などがあります。

６５歳以上は無料ですが、その歳以下でもお安い博物館です。