200年も前に作られたものでした。
- 4.0
- 旅行時期:2021/11(約4年前)
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by 旅好者さん(男性)
宇佐・豊後高田 クチコミ:141件
桂昌寺跡・地獄極楽は、国道500号線に案内板が立ていました。300mくらいで到着しました。こちらは1820年(文政3年)に天台宗の僧侶・午道法印(ごどうほういん)さんが大衆教導のために造ったものです。なお、ここは荒廃してしまった室町時代中期に開かれた桂昌寺があったところだそうで、午道法印さんは本堂を再興したそうです。(今はありませんが・・・)そして、1823年(文政6年)にはこの地を離れたそうです。
地獄と極楽の体験洞窟です。入口に手書きの洞内案内が提示されています。まずは地獄からで、閻魔大王が怖い顔をしています。そこから先に進むと、水が溜まっていてツルツルとよく滑ります。地獄がそんなに快適な訳はないですが、諦めてUターンをして、極楽の出口側に行きます。阿弥陀三尊が祀られています。ここにある説明は、観音菩薩と勢至観音とが逆になっています。(正しくは、左が観音様、右が勢至様です)入口にあった洞内案内は正しく書かれているのですが、誰かが矢印を書き加えて、わざわざ間違いにしているのが残念です。中に入ったすぐのところに極楽浄土への針の耳の縦穴がありました。(ここを頑張らなくても、外に階段があります)
天国と地獄を垣間見て、戻るところに翁塚というのがありました。翁塚は初めて見たと思いますが、この地で発句が盛んな頃、遠く高名を聞き及ぶ松尾芭蕉を慕って建立されたものだそうです。その思いを詠った句が刻まれていました。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2022/06/07
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