近代の変遷がはっきりしている温泉です。
- 4.0
- 旅行時期:2021/11(約4年前)
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by 旅好者さん(男性)
別府温泉 クチコミ:198件
渋の湯は、いでゆ坂の永福寺の近くにありました。ここは別府八湯の中の鉄輪温泉エリヤとなります。訪れた時は湯量減少で1日毎男女交互利用になっていました。この渋の湯は、明治の中頃までは現在のむし湯ポケットパークのところにあったそうです。即ち、蒸し湯だったのですね。1895年(明治28年)に現在地に新湯として新築されていますが、建屋は今の2~3倍はありそうな大きなものです。元の蒸し湯は元湯と呼ばれます。元湯は明治末頃に改築、1966年(昭和41年)にはコンクリート建築で改築されます。一方、新湯は1935年(昭和10年)、1958年(昭和33年)と改築され、現在の建物は1998年(平成10年)に新築されていますが、随分と小振りな建物になりました。湯量に変化があったと思われますが、これは従来の市営温泉から組合温泉となったからで、元湯は取り壊され、現在はむし湯ポケットパークとなりました。2015年(平成27年)には浴室がリニューアルされています。浴槽は別府の小さめな温泉の標準的なサイズより大きく、7~8人が入れる大きさです。その浴槽の奥のところにミニ湯雨竹があります。竹のカバーがされていますが、内側に竹を敷いた斜面が造られています。ここを流すことで、85度の源泉を60度まで下げることが出来るのだそうです。そして、浴槽では42度になるそうですが・・・。別府八湯温泉道には第38番として登録されています。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.0
- 泉質:
- 4.0
- 雰囲気:
- 4.0
クチコミ投稿日:2022/03/08
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