入口に大きな門柱？が・・・。

4.0
旅行時期：2021/11（約4年前）

by 旅好者さん（男性）

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朝日寺（ちょうにちじ）は、周りには家があるのですが、細い道が入り組んでいる感じがしました。良く見れば案内板があるので見落とさない様にすれば辿り着きます。入口のところに、小振りな「曹洞宗　朝日禅寺」の石碑がありますが、入口の左右には大きな門柱？があり、「大道無門千差道有」「透得此関獨歩乾坤」と刻まれていました。これは禅語だそうで、大まかな意味としては、大きな道路には門がない。転じて、ふところが大きく何でも受け入れる心の大きいことのたとえ、だそうです。禅問答とはこういうものかと思ってしまいました。ということで、こちらは正式には林岩山朝日寺といい、曹洞宗のお寺さんです。もっとも、元々は奈良時代の創建時から薬師堂と呼ばれたた天台宗の寺院だったそうです。１６７２年（寛文１２年）に、日出藩３代藩主の木下俊長が武運長久、眼病治癒を祈願して、曹洞宗のお寺として開山しなおしたのだそうです。なお、現在の本堂、庫裏は１７７７年（安永６年）に、明礬の事業を確立した脇儀助が寄進したものとのことです。