平家物語「敦盛最期」ゆかりの名寺
- 4.0
- 旅行時期:2021/11(約2年前)
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by fmi(ふみ)さん(男性)
須磨 クチコミ:6件
2022年の大河ドラマは源平合戦から鎌倉北条家の話というかなりチャレンジャーな内容だが(平清盛の低視聴率で懲りなかったのかなあ)、その源平合戦、いや平家物語の舞台となったのがこの古刹。
有名な一の谷合戦は摂津と播磨の境界であるここ須磨が舞台、このお寺は義経の本陣だったそうな。というか、平家物語巻第九「敦盛最期」はこの付近が舞台だ。
源氏勢熊谷次郎直実(その名の通り埼玉県熊谷市出身、熊谷駅に立派な像が建ってる)が、平家大将、平清盛の甥である平敦盛を「泣く泣く首をぞかいてんげる」(要するに打ち取り)、「九郎御曹司の見参に入れたりければ」、要するに義経が首実検した場所がここなのだ。
境内にはその首を洗った池、義経が腰かけていた松の幹、そして敦盛慰霊の塔がある。
平家物語なんて完全に頭から忘れていた私は、単に紅葉の綺麗そうな古刹というイメージで廻ったため、それほど源平に由来のあるお寺だとは知らなかった。
境内に入ったところに見事な武家の騎馬像が2体あったので、それで「敦盛」を思い出した次第。ここは数百年も前から続く「聖地巡礼」の場でもあった。
にんげんごじうねん~ けてんのうちをなんとやら~
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 須磨寺駅からやや距離あり。
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 4.5
- 紅葉は綺麗だった
クチコミ投稿日:2022/01/09
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