一人でも長崎伝統の卓袱料理が楽しめます
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- 旅行時期:2021/12(約4年前)
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by おけいはんさん(男性)
長崎市 クチコミ:54件
長崎を一人旅した際、伝統利用の「卓袱料理」を食べたくて訪問。地元のテレビ局ではCMを流す有名店ですが、それほど敷居が高くないところも良い。しかし、お店の雰囲気、店員さんの対応には高級感がありますが、一人でも気軽に入ることができ、一人でも卓袱料理を楽しむことができるのが何よりもありがたい。実はリンガーハットが経営しているようですが、全くその色を感じさせません。
今回は、「ぶらぶら卓袱」(4300円)をオーダー。まずは、乾杯の前にいただく「おひれ」というお吸い物が出されます。鯛を使ったお吸い物で、目太鯛、丸餅、玉半片、対馬のどんこ、水菜か入った上品な一品。続いて、朱色の桶に入った料理で、いわゆる前菜。バラ煮は、十八寸豆の蜜煮で、甘い煮豆ではあるが、黒豆とは異なる甘さで、これがビールにも合う。酢の物はさらし鯨の酢味噌和え。酢味噌は酢が強すぎず、食感も楽しい。口取りの森合わせも豪華。和洋折衷なところがいかにも長崎。特に松風焼きとトコブシが美味。一つ一つ丁寧な調理。お刺身は白身が中心ですが赤身(マグロ)も。長崎といえば白身魚なので赤身を出さなくてと思いましたが味は普通。揚げ物はハトシ。エビのすり身を食パンで挟んで揚げたもは、長崎でしかでしか食べられない味。サクサク感とふんわりとしたエビのすり身の食感かたまらない。そして角煮。雲仙の豚肉を使っているとのこと。まずその甘さに驚く。さすが砂糖文化の根付いた長崎。もちろんトロトロの柔らかさ。甘いのですが、これがご飯と合う。許されるならその汁をご飯にかけたいくらい。ご飯は五島産。きゅうりの焼酎漬けとたくあんもいい味を出している。最後は水菓子と白玉と桜の塩漬けの入ったお汁粉で終わり。こし餡のお汁粉はかなり甘いが、慣れて来ると美味。
お腹がはち切れるくらいのボリューム。もちろんこの上の卓袱料理のコースを一人で頼むこともでぎますが、十分すぎる内容。若ければ、ご飯のおかわりをしたかったなぁ。天然クエも食べられるとのこと。長崎に行ったら是非訪れたいお店の一つ。
- 施設の満足度
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5.0
クチコミ投稿日:2021/12/28
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