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869年の貞観地震の大津波も越せなかったことから、不変の愛を詠む和歌の歌枕になった国の名勝

  • 4.0
  • 旅行時期:2021/11(約3年前)
SUR SHANGHAIさん

by SUR SHANGHAIさん(女性)

多賀城・塩釜・利府 クチコミ:33件

末の松山は、JR仙石線の多賀城駅から徒歩10分ほどの寶国寺裏手にある標高10mほどの小山で、二本の松の巨木が立っています。

ここは、869年の貞観地震で発生した大津波でも越せなかったことから、不変の愛を詠んだ和歌の歌枕にもなっていて、百人一首の「契りきな かたみに袖を 絞りつつ 末の松山 浪こさじとは」が有名。
このほかにもあるので、興味のある方は次の≪「末の松山浪こさじ」百人一首に残る1100年前の大津波の秘密≫のページで見てみるといいですよ。
https://style.nikkei.com/article/DGXBZO37407210Z11C11A2000000?page=4

1689年の元禄2年には松尾芭蕉も訪れ「はねをかはし 枝をつらぬる 契りの末も 終はかくのごときと 悲しさも増りて」と『奥の細道』に記した場所で、国の名勝にもなっています。

今見ると、寶国寺自体も末の松山もこぢんまりとしていて、不謹慎ながら「え、ここが?」と思うんですが、今は二代目だという高さ19mという黒松の堂々とした姿は見事。

ちなみに、末の松山は海岸線から2㎞ほど内陸にあり、2011年の東日本大震災の大津波は麓の寶国寺手前まで押し寄せて来たものの、やはり末の松山は越えなかったそうです。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
4.5
JR仙石線の多賀城駅から徒歩10分ほど。寶国寺裏手にあります。
人混みの少なさ:
5.0
私が訪れた時には他に誰もいませんでした。
見ごたえ:
4.0
規模自体はこぢんまりとしていますが、数々の和歌に詠まれた場所。

クチコミ投稿日:2021/12/27

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