1. ホーム
  2. 国内旅行
  3. 北海道
  4. 厚別・豊平・真駒内
  5. 厚別・豊平・真駒内 観光
  6. もいわ山展望台
  7. クチコミ詳細
厚別・豊平・真駒内×
旅行ガイド
観光
グルメ
ショッピング
交通
ホテル
旅行記
Q&A

もいわ山展望台

自然・景勝地

もいわ山展望台 施設情報・クチコミに戻る

明治2年まで7名しかいなかった集落が200万人都市へ発展した理由を考察しながら景観を眺めました

  • 5.0
  • 旅行時期:2021/12(約4年前)
ginza minowa (コッネイ)さん

by ginza minowa (コッネイ)さん(男性)

厚別・豊平・真駒内 クチコミ:1件

24時間降雪量で観測史上最多の55cmを記録した翌日晴天日にロープウェイで登頂しました。大雪の翌日は白く染まった景観がとても美しく、冬季もお勧めです。
100万人以上の人口を擁する世界の都市の中で、年間6mもの降雪量があるのは札幌市だけ…冬季こそ世界でここにしかない景観を体感できます。

札幌は明治2年(1869年)まで二戸7名だけの本当に小さな集落。わずか150年でどのように200万都市へと発展したのか、ここの展望台は札幌の歴史考察に適した施設かも知れません。

展望台からは、正面やや左に観覧車が見えます。そこがすすきの地区。
1871年日本初の官設遊郭が北海道開拓使によってすすきのに整備されました。
(日本初の官設遊郭)
1870年は男性比率が極端に高く、婦女暴行や喧嘩が絶えなかったそうです。厳しい気候に耐えきれず本州へ帰る人を留め置く目的もあり、官庁公認のすすきの遊郭が誕生したのです。

展望台から平野部全体を見渡すと右から左(南から北)へなだらかな斜面に見えます。
(札幌駅で標高17m。真駒内駅で標高97m)
丘陵地・扇状地・平地・海岸と連続した地形は主に豊平川が形成したもの。初期頃は堅い地盤の平地、扇状地のきわに官庁や住宅地が建てられ、アメリカ農業の技術を取り入れた治水事業により徐々に泥炭地が農地や住地へと土地改良が進み、200万人が住む大都市へと発展したのです。
ちなみに、円山で冬眠から目覚めたヒグマによる「札幌丘珠事件」。この豊平川に沿って北上し丘珠で死者3名・重傷者2名の獣害事件を起こしたのです。

当日は『さぁ!まわろうSAPPORO~見どころ施設無料化月間~』の最終日曜日。
ロープウェイ料金無料に加え、天候が良く夕方以降は混雑が予想されたので10時30分の始発を狙いました。

9時50分に無料駐車場到着。
山麓駅10時30分/始発ロープウェイ
中腹駅10時40分/もーすりカー
山麓駅10時42分着
(展望台見学)
山頂駅11時発/もーすりカー
中腹駅11時15分/ロープウェイ
山麓駅11時20分到着

室内は暖房完備でどこも暖かいですが、展望台に行くならば手袋マフラーは必須。厚着・手袋・マフラーと防寒対策を万全にしたので寒くありませんでした。
冬季を敬遠する方も多いと思いますが、晴天で市街地がマイナス気温の時こそオススメです。雪が融けず湿度が上がらないため遠くの山々や中心部のビルがくっきりと見えて綺麗です。

◆ロープウェイ山麓駅までのアクセス
・市電「ロープウェイ入口」電停から徒歩5分
(※電停そばに無料送迎バス乗場あり)
・地下鉄東西線円山公園駅からバスで10分
(※1時間に1便程度)
・無料駐車場あり

◆登頂までの流れ
・山麓駅でロープウェイに乗車
(※10時30分から15分間隔で運行)
・1,200mの距離を18km/hで登る
・5分で中腹駅に到着
・中腹駅でミニケーブルカーに乗継
・中腹駅から山頂駅まで2分

施設の満足度

5.0

利用した際の同行者:
家族旅行
アクセス:
5.0
市電路線バスで山麓駅からロープウェイ。あるいは車で登頂。※11月20日から4月上旬の期間は観光道路が閉鎖されます。
景観:
5.0
531mからの眺望は素晴らしく一見の価値あり。特に晴天の湿度が低めの日は市内のビルもくっきりと見え、遠くの山々まで見渡せます。
人混みの少なさ:
3.5
夜景の時間帯は混雑しますが、平日の昼間の時間帯は比較的スムーズに登れるはず。
バリアフリー:
5.0
山麓駅や山頂駅にエレベーターが設置されています。車椅子やお年寄りでも階段を気にせずに展望台へたどり着けます。

クチコミ投稿日:2021/12/21

いいね!:8

利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する

PAGE TOP