今だからこそ静かな花街の趣き ~ 上七軒
- 2.5
- 旅行時期:2021/09(約4年前)
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by 機乗の空論さん(男性)
今出川・北大路・北野 クチコミ:27件
京の五大花街の一つ「上七軒」は室町時代に北野天満宮の再建の際に余った資材を使って7軒の茶店を建てたことからの由来で、桃山時代は秀吉が北野で大茶会を開いた折に茶店は団子を献上したところ大いに誉められて以来、西陣との結びつきが強くその財を持って花街としての繁栄を極めたようです。
上七軒の紋章が五つの御手洗団子が丸く交差するのはその頃のエピソードから取ったようですね。
戦前まではお茶屋50軒、芸子・舞子合わせて60名に娼妓もいたようですが、終戦後は大半が転廃業し、西陣織の衰退も重なり芸妓数も20名以下に落ち込んだようです。
この辺りの話しは祖母から聞いたことがことがあります~、現在では祇園・宮川・先斗町に完全に水をあけられてしまったようです。
それでも2001年に上七軒一帯は上京北野景観整備地区に指定されると、歌舞伎練場の大幅な改修工事や、上七軒通電線地中化工事に伴い常夜灯の設置に石畳風舗装に整備されて生まれ変わった様ですね。
しかし、余りにも整い過ぎるのも考えものかと違和感を持ってしまいますがね?…。
コロナ禍の影響でインバウンドも無く、日本人観光客も少ないて静かな上七軒を歩けるのは今だから好い機会かもしれません。
- 施設の満足度
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2.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.0
- 市バス・上七軒バス停が最寄りです
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 日本人観光客も少なく好いとは思うのですが?…
- バリアフリー:
- 3.0
- 普通に問題ありません~
- 見ごたえ:
- 2.5
- 整い過ぎて何かつまらなくなってしまいました?…
クチコミ投稿日:2021/09/22
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