踏切もあって通勤客も利用する個性的な可愛いケーブルカー
- 4.0
- 旅行時期:2021/08(約4年前)
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by おけいはんさん(男性)
生駒・宝山寺 クチコミ:3件
近鉄生駒駅に隣接する鳥居前駅から途中、宝山寺駅を経由して生駒山上駅に至る、2.0キロを結ぶケーブルカー。鳥居前から宝山寺までの0.9キロが複線(実際は1号線と2号線のそれぞれの単線を併設する形)の宝山寺線、宝山寺駅から生駒山上まで1.1キロの単線の山上線からなり、宝山寺線と山上線は繋がっていないので、鳥居前から生駒山上に行くには、宝山寺で乗り換える必要がある。宝山寺線は住宅地を通過するため3箇所の踏切があり、うち1箇所は自動車も通過できます。山上線は途中に2つの駅があり乗降可能なほか、踏切が2箇所あります。両線ともに中間地点で行き違いを行う地点があり、複線の宝山寺線の行き違い施設は踏切もあるので、これがケーブルカーか?と思ってしまうことも。宝山寺線は生駒山上への観光だけでなく、通勤通学路線でもあるので、朝6時から夜23時台後半までの運転。朝夕は通勤ラッシュ並の混雑も。通常は1号線のみの運行ですが、多客時は2号線とともにフル運用されます。ちなみに宝山寺線は、近鉄の前身である大阪電気鉄道が1918年(大正7年)に開業させた路線で、日本で最初のケーブルカーでもある。
一方で、車両は両線ともに生駒山上遊園のアトラクション的な要素があり、宝山寺線は車掌の帽子をかぶったブルドックがデザインさらており名前は「ブル」、美しい生駒の風景を双眼鏡で覗いている三毛猫で名前は「ミケ」。それぞれ駅に到着する際のBGMもブルがピクニック、ミケが猫ふんじゃったで鳴き声も流します(通勤通学時間帯と早朝深夜は流さない)。山上線もそれぞれ音楽会と誕生会をモチーフにした車両となっており、オルガンをモチーフにした「ドレミ」、バースデーケーキをモチーフにした「スイート」で、ファンタジーなデザインとなっています。
- 施設の満足度
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4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 乗り場へのアクセス:
- 4.0
- 車窓:
- 5.0
クチコミ投稿日:2021/09/12
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