京七宝(しっぽう)を代表する名匠の優雅な作品を鑑賞。
- 4.0
- 旅行時期:2021/07(約4年前)
-
-
by ダメちゃんさん(男性)
東山・祇園・北白川 クチコミ:10件
明治~大正時代に活躍した並河靖之氏(1845~1927)の記念館を初めて訪れました。
明治時代の町家建築を利用した建物は、ご本人の自宅&工房だったそうです。
現在は京都市指定の歴史的意匠建造物として保存されています。
国内外の博覧会で受賞するなど、海外で七宝(しっぽう)といえば“Mr.Namikawa”といわれるほど高い評価を受けた方です。
この記念館には、並河氏の七宝作品約130点を所蔵しているそうですが、ひとつひとつの作品が小さいのが特徴。
繊細な手作業から創り出される優美な七宝作品は手間と時間がかかるため、残された作品数は多くないそうです。
七宝(しっぽう)は、金属の素地にガラス質の釉(うわぐすり)を焼きつける技法で、まるで宝石のように光輝いて見えます。
金や銀のとても細い線を下絵の上に置いて図柄に輪郭を持たせる事で、図柄がくっきりと映えるのが特徴です。
展示品の美しさに魅せられてしまいました。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.5
- バリアフリー:
- 3.0
クチコミ投稿日:2021/09/10
いいね!:12票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する