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渡渉と滝の登山道が印象的な日本百名山

  • 4.0
  • 旅行時期:2021/08(約3年前)
amstrobryさん

by amstrobryさん(非公開)

斜里 クチコミ:12件

北海道斜里町、清里町、標津町にまたがる標高1547メートルの日本百名山。清岳荘より登り旧道経由、下り新道経由で往復した。
林道から登山道に入るとすぐに沢沿いの登山道に。旧道と新道の分岐までこの沢を15回以上渡渉する。足首くらいまでつかる場所がある。なるべく岩の上を歩くが滑って転ぶとかえって濡れるので、川の中を歩いた方が安全。防水加工のきいた登山靴なら一瞬水に浸かってもそれほど浸水しなかった。
やがて沢沿いの旧道コースと、やや遠回りで急斜面の新道コースに分岐する下二股に着いた。当初、新道コース往復を計画していたが渡渉に慣れ、旧道コースを進むことに。
旧道コースはいくつも滝を眺めながらの登山。傾斜は結構きつい。足元は岩だがよく滑り、這いつくばり登った場所もあった。ロープや鎖が欲しいところ。また、ピンクテープは数が少なく、コース取りに迷うところも。頭上の木にも注意。何とか沢をのぼりつめ、やがて水量も少なくなり、新道との合流部である上二股に。
上二股で沢の源頭を見た後は山頂までおよそ1時間。岩場の登山道は引き続き傾斜はきつい。馬の背に出ると眺望にすぐれ、最後のひと踏ん張りでようやく山頂。
山頂からはオホーツク海や阿寒の山々、屈斜路湖、摩周湖などを見ることができた。
下山は新道ルート。上二股から熊見峠までの1時間程度が尾根道で眺望の良い区間。ただしややアップダウンあり。残念ながら一瞬で天気が崩れ、霧と強い雨が降ってきた。一本道で迷うことはなかったが、霧と雨で眺望は全くなく、さらに雷も鳴り怖かった。熊見峠付近はササが生い茂る区間が数十メートルほどあった。
熊見峠を越えると下二股まで比較的急な下り。ただし傾斜は旧道コースとあまり変わらない印象。樹林帯の斜面を下るので、ヒグマは旧道よりでやすいかも。沢の音が聞こえしばらく下ると旧道との合流点、下二股に着いた。
下二股からの渡渉区間は雨の影響か沢の水量が多くなっていた。15回以上の渡渉は川に浸かり、足元がずぶぬれになりながら何とか無事に通過。5時30分登山開始、のぼり3時間くだり3時間25分。雨で泥まみれの靴は川できれいになった。
替えの靴を持っていなかったので、下山から東京に帰宅するまでの10数時間は足元が濡れっぱなし。替えの靴やスパッツなどの用意があるといいと感じた。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
3.0
景観:
4.0
人混みの少なさ:
2.5
バリアフリー:
1.0

クチコミ投稿日:2021/09/09

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