世界遺産知床半島にある日本百名山
- 4.5
- 旅行時期:2021/08(約4年前)
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by amstrobryさん(非公開)
羅臼(らうす) クチコミ:16件
北海道知床半島にある標高1661メートルの日本百名山。登山口にある岩尾別温泉ホテル地の涯に前泊し、山頂までを往復した。
始めは樹林帯の登山道。つづら折りののぼりが終わると尾根上の道に。傾斜が急なところもあるが、全体的には緩やかな上りが目立つ。およそ1キロごとに山頂までの距離を示す標識があり、わかりやすい。
銀冷水を過ぎると眺望は開け、枯れた沢のような登山道に。ここから傾斜のある岩場の登山道に。これを上り切ると羅臼平に至る。羅臼温泉からのコースとも合流し、羅臼岳の山頂が見えると最後ののぼりに。
ハイマツ帯の登りを過ぎるとラストは岩場。ペイントされた矢印をたどり、這いつくばるように進みようやく山頂に。最後の岩場ののぼりがきつかった。
山頂は岩場の狭いスペース。知床五湖や羅臼湖、ウトロ温泉など360度の眺望を楽しむことができた。はじめ天気は曇っていたが、強風の中30分ほど山頂で粘っていたら一時的に青空が広がり、まずまずの風景を見ることができた。
ヒグマの生息域でクマ撃退スプレーをレンタルし、緊張感のある登山だった。しかし、歩いた印象としてはそれほどヒグマの気配は感じなかった。運悪く出合い頭でばったり会わない限りは、油断してはいけないが大丈夫な印象。
5時10分登山開始、のぼり4時間6分、くだり3時間30分。下山後ホテル地の涯での日帰り入浴が最高だった。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 景観:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 1.0
クチコミ投稿日:2021/09/09
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