壮大な地球の歴史と最後は日本人のルーツ
- 4.0
- 旅行時期:2020/08(約4年前)
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by たびたびさん(男性)
小田原 クチコミ:76件
地球博物館は「46億年前の地球誕生から地球の未来を考える」をテーマにした博物館。最初の地球展示室では宇宙と地球の誕生。次の生命展示室では、お馴染みの恐竜の骨格標本や動物・昆虫・植物の標本なんですが、全体としてスケールも大きいし多様性があって、豊かな地球の生態系を実感できる。臨場感みたいなものがあって、素晴らしいですね。
最後のジャンボブック展示室では、600~700万年前に人類がアフリカで出現し、その後、そのうちのホモサピエンスだけが生き残る。そして、日本にやってきたのは氷河期で海面が低下していた3万8千年前のこと。2万年前にはさらに海面が下がり、北海道ルート、対馬ルート、沖縄ルートの3つがあったということです。
ところで、縄文時代の始まりは、1万6千年前くらいですから、縄文人がやってきたのはこの頃ですね。縄文人は、その後、3千年前くらいに中国や朝鮮から稲作文化をもたらした弥生人と混血して、今の日本人が誕生することになるのですが、縄文人がどこからやってきたのかはかなり謎。あるいは、そもそも縄文人がいくつかのグループからなるということも分かっていて、この辺りが面白いところですよね。
壮大な地球の歴史と最後は日本人のルーツを考えさせられて、思いがけず有意義な時間となりました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.5
- バリアフリー:
- 4.5
クチコミ投稿日:2021/08/12
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