EX早特21は、2021年５月末で一旦取扱いを終了し、2021年６月１日からはEX早特21ワイドの取扱いを行うそうです

3.5
旅行時期：2021/04（約5年前）

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　東海道・山陽新幹線の列車種別の中で最も上位の位に位置する列車種別の列車です。東海道新幹線区間では途中、品川・新横浜・名古屋・京都しか停車しないのが特徴です。
　2021年４月４日に広島から品川まで利用しましたが、「EX早特21」という割引商品を利用したことにより所定運賃・特急料金の合計である19,440円と比べて5,180円も安い14,260円という大変お得な値段で利用することが出来ました。
　しかしこのEX早特21、2021年６月１日からの2021年７月22日の間、今まで対象となる早朝や昼間の時間帯でも利用できないので注意が必要です。
　その代わり、2021年６月１日から2021年７月22日までの間、利用日の21日前までにEX予約又はスマートEXでのぞみ号等の指定席の予約をすると割引価格で東海道・山陽新幹線が利用できる「EX早特21ワイド」という商品が使えるようになったそうです。
　こちらのEX早特21ワイドですが、従来のEX早特21とは異なり、時間帯問わず始発から最終列車までの全ての直通するのぞみ号が対象となるので、その点は便利になります。
　しかし値段は従来のEX早特21よりは高くなり、例えば東京～広島間の場合は15,000円と740円高くなるようです。
　参考までに東京～広島間の平日用のEX早特の値段は16,190円の為、それよりは1,190円安いですが、やはりお得になる額が少なくなるのは残念に思います。
　ただ東京～広島間や東京～岡山間等はまだマシなほうです。
　というのも東京～名古屋間や東京～新大阪間ではさらに酷く、例えば東京～新大阪間の場合、EX予約によるICカード利用での値段では13,620円するところを従来のEX早特21では2,620円安い11,200円で利用出来ましたが、EX早特21の場合は12,370円と従来のEX早特に比べ1,170円も高くなり、その点では不便になりました。
　さらにヒドイのは東京～名古屋間で、この区間のEX予約によるICカード利用での値段は10,310円しますが、従来のEX早特21では8,960円とそれでも1,000円以上安く利用することが出来ました。しかし今回のEX早特21ワイドでは840円高い9,800円とやり、EX予約によるICカード利用での値段と比べ僅か510円しか安くなく、利用するメリットがあまりないように感じます。
　なお2021年７月23日からは再びEX早特21が復活する予定らしいです。