いわて銀河鉄道

旧東北本線を走るローカル電車

4.0
旅行時期：2021/02（約3年前）

盛岡クチコミ：11件

東北新幹線盛岡～八戸間開業に伴い並行する在来線としてJR東日本から分離された東北本線盛岡～八戸間のうち盛岡～目時まで以南、82.0km、岩手県側を走る鉄道で、2002年12月に開業しました。以前は上野～札幌を結ぶ特急カシオペア・北斗星も通過していましたが、現在はローカル輸送とJR貨物による貨物列車がメイン。
青い森鉄道との境界駅である目時までの列車はなく、1～2時間程度に1本、盛岡～八戸までの直通列車が設定されており、JR当時と同じ人の流れに沿ったダイヤが組まれています。盛岡から滝沢、いわて沼宮内、二戸と、目時の手前の金田一温泉の列車は比較的多く設定されており、また花輪線からの列車が乗り入れており7本設定。盛岡から先、北上・一ノ関方面への東北本線直通の列車が朝のラッシュ時に上下それぞれ2本設定、花輪線からの直通列車も上り1本は日詰まで直通しています。八戸から乗ると盛岡に近づくにつれ混雑する印象。特に周辺に岩手県立大学や盛岡大学がある滝沢から盛岡間は混雑します。
車両は2両編成で、JR東日本からの譲受車と移管当時に新製されたJR東日本701系と同じもの。見た目は同じ車両ですが、JR東日本からの譲渡車4編成はロングシートのため、車窓を楽しむのは不向き。新製された3編成はセミクロスシートで車椅子対応のトイレも設置されているなどレベルが高い。車体は岩手の夜空のイメージであるスターライトブルーと星の輝きをイメージするスターライトイエローの帯を巻いています。ブルーラインの上にはしゃめいや会社ロゴ、流れ星が添えられています。駅に着く前の案内放送には、その駅の市町村に合わせた市民歌や町歌、愛唄によるチャイムが設定されたおり、楽しい。