芭蕉と曾良が日光の次に訪れたとされる雲巌寺、現存する建物は純粋の木造
- 4.5
- 旅行時期:2021/03(約5年前)
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by ハンクさん(男性)
大田原・黒羽・那珂川 クチコミ:1件
「奥の細道」の中で、芭蕉と曾良が日光の次に訪れたとされる雲巌寺を訪れた。バスが走ってはいるが、非常に不便であるので、福島から車で約3時間走った。この後、殺生石、白河の関跡などを1日で走破した。車の威力である。当時の住職であった仏頂禅師は芭蕉の禅の先生として交流があり、芭蕉はここで「きつつきも 庵はやぶらず 夏木立」と最大の敬意を表している。
現存する建物は純粋の木造で、装飾は剥げおちており木材の生地がむき出しになっており感動を覚える。腐食も進んでいるようだが、何とか保存して欲しいものだ。雲巌寺は臨済宗妙心寺派の寺院、山号は東山、本尊は釈迦牟尼仏、開山は高峰顕日(仏国国師)、開基は叟元和尚である。平安時代後期の1126-1131年に開山されたが、間もなく荒廃した。高峰顕日は1283年時の執権・北条時宗を大檀那とし復興、高梨勝願法印の寄進のもと、臨済宗寺院として改めて開山した。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 2.5
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2021/03/07
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