南欧を感じる本格的なビストロ

5.0
旅行時期：2020/12（約5年前）

宮古島クチコミ：53件

宮古島滞在３日目の夜、たまには洋食が食べたくなって当日にググって予約しました。店名からカジュアルなレストランを想像していましたが、良い意味で裏切られました。
黒板に書かれた本日のおすすめメニューから、「トマト丸ごと、マスカルポーネファルシー」、「宮古・車エビのアヒージョ」、「島だこの溺れ煮」をチョイス。辛口の白ワインをお願いすると、グリーンオリーブのアンチョビオイル漬けを出してくれました。
大好きなギリシャ・サントリーニ島のホテルでオリーブをつまみに飲んだ白ワインと、イタリア・ラスペツィアで２日連続通った美味しすぎるシーフード料理店が頭に浮かんできます。

たまたまほかのお客さまが少ない時間だったこともあり、オーナーご夫妻とお話をさせていただきましたが、お二人とも東京のフレンチレストランで20年以上も経験を積まれた方とのこと。失礼ながら、東京から2,000キロ以上離れた南の島で、これほど本格的な料理に巡り合えるとは思いませんでした。宮古島の温かい空気と新鮮な食材があるからこそ、こんな素敵なビストロができるンでしょうね。

キューバの話やダイビングの話、店内で投射している映画の話やBGMの音楽の話・・・もっとお話をしていたかったのですが、他のお客さまも来られたので奥さまにはキッチンにお戻りいただき、私たちも〆の食事をオーダーします。
大好きなゴルゴンゾーラチーズを使ったペンネと、やっぱり看板メニューのカレー。カレーは辛み、酸味、甘みのバランスの良い欧風のルーにオリジナルスパイスを合わせていただきます。イヤー、食べたものすべて美味しかったですね。