サンライズ出雲

1800円払って、30分弱のノビノビ座席旅を楽しんでみました

4.5
旅行時期：2020/12（約4年前）

丸の内・大手町・八重洲クチコミ：27件

今回はJR西日本がコロナ禍対策の一環として販売していた地域共通クーポン利用のフリー切符を利用して山陰を旅した際、たまたまタイミング良く、この現在は絶滅危惧種となりつつある、貴重な日本の寝台特急に乗車する機会に恵まれました。

因みに、この寝台特急には、寝台料金を払わなくても、指定席特急券と乗車券だけで乗れるノビノビ座席の設定があることは有名かと思いますが、残念ながら、今回のフリー切符では、運賃部分も利用できないとのことで、米子→松江を移動する約24分間で、指定席特急券＋乗車券で1800円も支払って乗車してみました。

やはり、深夜走行時間帯区間の部分は人気があってなかなか席が確保できないとされるサンライズ出雲（サンライズ瀬戸も同様）のノビノビ座席ですが、多くの方にとっての旅の終盤となる山陰エリアに入ってからの短距離旅程だと、案外空いていることもあり、この日も、念のため米子から終点の出雲市駅までの空席状況を、乗車の15分ほど前に米子駅のみどりの窓口で調べてもらいましたが、空席が11席もあると言われました。

首都圏から通しで乗ると、ノビノビ座席でも1万数千円はかかってしまう寝台特急ですので、私のような貧民の方には是非、山陰エリアだけでの短距離区間乗車を”ノビノビ座席拝観料”として楽しんでみられることをお勧めしたいです。