一丁紐育(ニューヨーク)
- 3.0
- 旅行時期:2020/12(約3年前)
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by ウェンディさん(女性)
丸の内・大手町・八重洲 クチコミ:24件
19世紀後半のニューヨークのマンハッタンで流行していた建築様式は、新古典主義様式。
新古典主義様式ではアカンサスの葉や渦巻飾りを多用したコリント様式の柱の豪華さが好まれ、日本にその影響が到達したのが20世紀初頭と言われています。
皇居のお堀添いに建つ明治生命館が建築されたのは昭和9年(1934年)で、東京に輸入されたニューヨークの新しい建築様式はあっという間に人気となり銀座界隈まで伝播し、皇居の周囲には19世紀のNY風の建築物が増えた時期があったそうです。
この明治生命館は建築された初期のころの建材が現在もすべて残っているわけではなく修復の手は入ってはいるが、前面に見える部分は建築当時のまま。
明治生命館建物内部1階と2階の見学も可能らしいのですが、当日に受付で確認したところ、コロナ禍の現在は見学は中止にしているとのことでした。
外側から1900年後半のNYの雰囲気を楽しめます。
- 施設の満足度
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3.0
クチコミ投稿日:2020/12/20
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