皇室の菩提寺『御寺 泉涌寺』
- 4.0
- 旅行時期:2020/10(約5年前)
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by Ake Bingaさん(女性)
東山・祇園・北白川 クチコミ:38件
「泉涌寺」は歴代天皇の菩提を弔うお寺であることから「御寺(みでら)」と呼ばれています。
拝観入口である「大門」を潜ると、珍しい下り参道の先にある「仏殿」には運慶作と伝わる阿弥陀・釈迦・弥勒の「三世仏」が祀られ、狩野探幽筆の「雲龍図」「白衣観音図」、複雑に組み合わされた組物や梁など内部も見応えがある禅宗様式の建物が見られます。
「舎利殿」は、「仏牙舎利」をおさめる「宝塔」とそれを守護する「韋駄天像」、鳴龍として有名な狩野山雪筆の「蟠龍図」などが拝観できる特別公開期間(10月10日~31日)でした。
また、唐門の白砂の向こうには、歴代天皇のお位牌をお祀りする「霊明殿」が見られ(内部は非公開)、入母屋造り檜皮葺きの緩やかな屋根が宸殿造り風で皇室ゆかりの御寺らしさが感じられました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2020/12/07
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