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時標6 「伊地知、吉井、政変について語る」

名所・史跡

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精忠組(誠忠組)

  • 5.0
  • 旅行時期:2020/08(約5年前)
ゆっくさん

by ゆっくさん(男性)

鹿児島市 クチコミ:45件

 中央公園の南側に建っています。
 伊地知正治と吉井友実が桜田門外の変について語っている場面だそうです。どちらも1828年産まれですので、桜田門外の変(1860年)の時は、32歳ですね。彼らは薩摩藩のお由羅騒動をきっかけに1851年ごろから西郷隆盛や大久保利通と共に朱子学の読書会を結成します。これは後に精忠組(誠忠組)と呼ばれます。最初は数人の会でしたが、その後、数十人規模まで膨らみ、薩摩藩の政治について語り合ったり、尊王攘夷等を謳ったりの政治グループに発展していたようです。そして、その中から桜田門外の変を引き起こすメンバーも生まれます。おそらく、この像は、精忠組の設立時のメンバーが、自分たちのグループが起こした問題を語り合っている瞬間なのかもしれませんね。でも、なぜこの二人だけにスポットをあてたのだろう・・・。精忠組のメンバーは、後々の討幕・明治維新の立役者となっていきます。伊地知正治は禁門の変や戊辰戦争の作戦を立てたり、左院議長、宮中顧問官等を務め伯爵を叙爵されます。吉井友実は鳥羽伏見の戦いで功績をあげ、宮内次官、日本鉄道会社社長等を務め、同じく伯爵を叙爵されています。

施設の満足度

5.0

利用した際の同行者:
カップル・夫婦
アクセス:
5.0
人混みの少なさ:
3.0
見ごたえ:
4.0

クチコミ投稿日:2020/11/28

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