インギー鶏の先祖も乘っていました
- 4.0
- 旅行時期:2020/10(約5年前)
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by はまちゃんさん(男性)
種子島 クチコミ:51件
種子島空港から車で約50分、島の南端、南種子町前之浜海浜公園に、「ドラメルタン号漂着記念碑」の碑が建てられています。
碑文には、『明治27年4月25日、上海から香港へ向かう途中の英国帆船ドラメルタン号が暴風雨のために前之浜海岸に座礁。これを下中の人が発見し、民家に乗組員を収容して手厚く介抱した。船は修理されて8月16日長崎へ廻航されたがこの間の温情に感激した乗組員は別れを惜んで数々の品物や船内で飼っていた鶏を贈った。』ということが記載されています。
なお、実際に碑文に刻まれている文字は「ドラムエルタン」ですが、「ドラメルタン」が正解とか。
乗組員から贈られた鶏は、当時イギリス人を“インギー”と呼んでいたため、“インギー鶏”と名付けられたそうで、種子島のグルメの一つ“インギー”がここから来ていることを知って、後日、レストランでより興味深く食すことができました。
記念碑の近くには展望台があって、そこからは砂丘と広い砂浜、綺麗な海、遠く鉄砲伝来の門倉岬も見えます。島の南部に来て天気が良ければ是非訪れられることをおすすめします。駐車場があります。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
クチコミ投稿日:2020/11/06
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