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稲村食堂

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創業95年の町中華で一杯。

  • 4.0
  • 旅行時期:2020/10(約5年前)
毛利慎太朗さん

by 毛利慎太朗さん(男性)

一関 クチコミ:54件

令和2年10月3日(土)18:02に初来店。
まず、店内は14席程度の広さで、来店して8分後に4人1組がきたが、三密を気にせず、ゆったりと夕食をとることができた。
第二に頼んだのものは、キリンクラシックラガー大瓶、しゅうまい(5個で630円)、ちゃーしゅーめん(780円)
会計が2110円であったので、推察するにビールの値段は700円とみるが、駅前『喜の川』の同銘柄は税抜650円だったので、妥当な線か。
中華そばの値段(550円)に比べ、しゅうまいの値段が高いというのは違和感であるが、下記の通り、製法がオリジナルなのと、案外御腹にたまるので、許容できる。
第三にしゅうまいの味。
崎陽軒の『豚肉9割』のものに比べ、こちらは豚肉1割、残りは粗みじんの玉ねぎと片栗粉等である。
あれ、この''しゅうまい''どっかでみたことがあるというデジャヴにかられ、後日調べると栃木県足利市などで食べられているものに似ている。
しかしながら、足利のものは豚肉が入らないので、当店のオリジナルと言った具合か。
女将さんが『ソースをつけて食べてください』と仰ったので、ここは『郷に入らば郷に従え』と言わんばかりにおもいっきりソースをつけたところ、玉ねぎの甘味が引き立ち、酢醤油で食べたときと同じく、ソースの酸味でさっぱりとして、こりゃビールが勧む。
それと片栗粉のぷるっとした食感やコロッとしたお肉の食感も癖になる。
第四にちゃーしゅーめんの味。
お汁を一口、煮干しや鰹節の芳香が口のなかを駆け抜ける。
気になって女将さんに質問したところ『5種類をブレンドしてます』とのこと。
麺は縮れていて、スープによく絡む。
『肝』のちゃーしゅーは、脂身は少なめで、見かけはロースのよう。
でも肉の旨味があり、昔ながらのちゃーしゅーという感じで、父が好きそう。
5枚上に浮いていますが、かけらが2枚沈んでいてお得感あり。
最後にまとめて。
店の営業時間は17:00~22:30と、最後に梯子する分には間に合わなそうである。
私は最近大食漢ではなく、一杯目でもう済ませようとするので、丁度いい感じではある。
しかしながら、浅草キッドの『玉ちゃん』みたいに『町中華で一杯』を楽しめてよかったなあ~と思う。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
一人旅
一人当たり予算:
3,000円未満 
利用形態:
ディナー
アクセス:
5.0
一ノ関駅から北に3分
コストパフォーマンス:
4.0
麺類は文句なくコスパよし。しゅうまいはプライスレスかな。
サービス:
4.0
女将さんは質問に丁寧に答えてくれて、手際もよし。
雰囲気:
4.0
町中華。
料理・味:
4.0
ちゃーしゅーめんは昔ながらの味、しゅうまいは独特な感じだけど美味で、満腹になる。
バリアフリー:
3.0
観光客向け度:
3.0
日曜定休が痛い。ディープな場所であるね。

クチコミ投稿日:2020/10/08

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