出雲・松江を満喫できる電車
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- 旅行時期:2020/07(約4年前)
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by おけいはんさん(男性)
出雲市 クチコミ:2件
松江しんじ湖温泉~電鉄出雲市間33.9キロを結ぶ北松江線と川跡駅~出雲大社前間8.3キロの大社線から成るローカル私鉄。島根県東部を中心に事業を展開する持株会社「一畑電気鉄道」傘下。地元では「バタデン」と呼ばれています。松江~出雲市という区間を見るとJR山陰本線と被りますが、一畑電車は穴道湖の北岸沿いを走るため、並走するのは電鉄出雲市~大津町の手前までで、競争関係は感じません。また、一部は高架区間のなっています。
松江しんじ湖温泉駅から園駅の手前くらいまでは穴道湖を沿って走り、空いている電車なら、出雲市方向なら右側に座ると穴道湖がよく見えます(一畑口駅から先は左側)。また、中井貴一さん主演で一畑電車が舞台となった映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転手となった男の物語」のオープニングやラストシーンで使われた一畑口駅は、歴史的経緯から平坦な場所にありながらスイッチバック駅という珍しい駅を通ったり、遥かん駅と浜山公園北口駅との間では日本最大級の木造建築の出雲ドームや出雲大社前駅手前では大きな鳥居が見えたりと車窓も楽しい。出雲・松江を満喫できる電車と言えます。
以前はかなり古い車両が使われていましたが、1990年代に入り、静態保存されている車両を除き置き換えられ、京王(5000系ベースですからかなり古い)、東急(1000系)とお隣、鳥取県の後藤車両(JR西日本の子会社)で製造された新型車により運行されています。
- 施設の満足度
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5.0
クチコミ投稿日:2020/10/04
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