これやこのゆくもかえるもわかれては知るも知らぬも逢坂の関~蝉丸~
- 5.0
- 旅行時期:2020/09(約5年前)
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by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)
大津 クチコミ:111件
国道1号線から少し右手に入ったところに碑が建立されている。平安時代中期に不破関・鈴鹿関と共に〝三関〟のひとつとして交通の要所として名を馳せていた。古より貴族や武将、文人墨客が通過しており、中でも盲であり琵琶の名手であった蝉丸は、この地に庵を結んだとされており百人一首に取り上げられている〝これやこのゆくもかえるもわかれては知るも知らぬも逢坂の関〟の一首は、この地を通り過ぎる人の流れを詠んだものとされている。
碑の残る界隈は鉄道建設や、国道・名神高速の建設時に大きく道が掘り下げられたこともあり、往時を知るものは残ってはいない。またその絡みもあり逢坂の関そのものの存在場所にも多々異論があり、多くの説では現碑よりも少し大津方向に置かれていたのではないか?と言われている。
狭い旧道沿いに蝉丸神社共々あることから、車を停めるスペースがない。うなぎの名店かねよの駐車場を30分以内であれば利用可…と書かれているものも散見するが確認はできなかった。また界隈の史跡を巡って歩くにも、京阪京津線大谷駅から上栄町駅まで京津線の駅間距離が最も離れている区間を歩かねばならない。訪れることの難しさを感じた場所であった。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 京阪電鉄京津線大谷駅から徒歩5分。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 訪ねたときは誰にも会わなかった。
- バリアフリー:
- 5.0
- 碑の周りを除けば舗装はされている。
- 見ごたえ:
- 5.0
- 歴史を感じることはできた。
クチコミ投稿日:2020/09/11
いいね!:6票
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