温泉玉子を茹でる風物詩　～　湯村温泉・荒湯

3.5
旅行時期：2020/08（約5年前）

湯村温泉・村岡クチコミ：11件

湯村温泉の中心の地、春来川の畔に源泉・湯元が「荒湯」～、９８℃の熱湯が毎分４７０リットルも滾々とぶくぶく沸いているところ～。

泉質は無色透明・無臭の”ナトリウムー炭酸水素泉塩・塩化物・硫酸塩泉”は弱アルカリ泉の肌に優しくツルツルになる美肌の湯で、飲用も出来る古来より優れた湯であることは間違いなし。

他の温泉とは違い深いボーリングを必要とせずも温泉が湧出するので、需要量に比べて湧出量が豊富な為に旅館だけではなく各家庭にも配湯され生活には欠かせないものに成ってます。
その熱湯を利用した温泉玉子や野菜を茹でる観光客の姿は、荒湯の独特の風物詩を創り出していますね～。
特に冬の寒い時期は湯気が周辺を包み込むほどの勢いはまさに”ザ・湯村温泉”です。

チェックイン時に頂いた”温泉玉子交換券”で、周辺の３店舗で生卵３個をネット入れて用意されたものと交換し、自分で荒湯の茹で場の中へ入れて約１０分で出来上がりだそうです。
一緒に野菜（芋類やトウモロコシ）なども入れても大丈夫です！、引換券が無くても普通に生卵は販売もしているので、追加をして持って帰るのもありですね。

インバウンドで賑わっていた頃は、他人の物を取って無くなったケースが多かったと聞きましたが、今は賑わいも無く誰も取らないようで平和だそうです。