山頂からの利尻岳は感動的! 礼文島の全景も見える‼
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- 旅行時期:2020/07(約5年前)
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by しそまきりんごさん(男性)
礼文島 クチコミ:28件
標高490m。海沿いを走る道道40号線の内路のバス停前に登山口があるため、ほぼ海抜0m付近から登り始めます。そこに車やバイク4、5台が停められるスペースと、日差しが遮られて椅子に座れる東屋があります。近くにお店は見当たりませんでしたが、すぐ隣の民家の前に飲料の自販機があって、水や清涼飲料水を調達できました。
礼文島のトレッキングコースの1つとして観光マップに載っている場合がありますが、桃岩コースや礼文林道コースよりは厳しく、石がゴロゴロしていたり、傾斜があったりするため、やはり登山靴があった方がよく、登山として挑む心構えが必要です。しかし、礼文島8時間コースよりはよっぽど楽で、滑り落ちそうな急斜面の道をロープの助けを借りて行ったり、距離が長くてヘトヘトになったりという程ではありません。
麓からコースの3分の2くらいは樹林下で、日差しや暑さが遮られますが、その代わり展望もスッキリしません。ただ、7月上旬に訪れたところ、道中でハマナスやタカネバラ、エゾカンゾウ、ゴゼンタチバナ、ヨツバシオガマ、サルナシなどのきれいな花が目を楽しませてくれました。花の種類は、桃岩コースや礼文林道コースよりは大分少なくなります。
そして、その3分の2を越えた辺りから尾根に出て見晴らしが良くなると、海に浮かぶ利尻島や利尻水道を跨いで北海道本土、礼文島の北部の地形が見えるようになります。ただ、今まで緩やかだった登山道にやや険しさが出てきて、下りの局面も現れるようになりますが、その後の登りかえしがキツく感じます。しかし、もう山頂は見えているので、頑張れば程なくで山頂に到着します。
山頂からは島の全景が見えます。特に、島の北側の地形が面白い程よく分かり、地図のとおりに見えていました。晴れた日は爽快で、利尻島が正面にそびえる様子は感動的です。利尻水道を挟んで北海道本土も見えましたが、訪れた日は残念ながらサハリン方面は見えませんでした。
礼文岳と言っても、標高490mの山です。北海道で言えば、札幌の大都市に隣接する藻岩山(531m)よりも低く、八剣山(498m)と同じくらいですが、アプローチは長いです。ただ、その分、大分緩やかな山で、登山靴をおススメしましたが、スニーカーでも行くことができました。利尻岳(1721m)がキツいという方には、礼文岳の方が登りやすくておススメです。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 1.0
- 景観:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 1.0
クチコミ投稿日:2020/07/28
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