洛北の苔寺と呼ばれ4つの趣の異なる庭園が素晴らしい。
- 4.5
- 旅行時期:2020/03(約6年前)
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by 風林火山さん(男性)
今出川・北大路・北野 クチコミ:24件
大徳寺の塔頭の一つで4つの趣の異なる庭園を持つ。2020年早々のJRのテレビCMで放映されて興味を持ち、3月上旬行きました。ウィルスによる緊急事態宣言は発動されていなかったが、既に外国人の入国規制が実施され、観光客の少ない静寂の中で、4つの趣の異なる庭園を楽しんだ。一つの寺院でそれぞれに特徴をもつ4つの庭園を持つのは珍しい。
寺は豊後(大分)の当主大友義長(有名な大友宗麟の祖父)により1502年に創建。
1.方丈前庭【一枝坦=いっしだん】⇒白い砂が大海原、庭の中央右よりの石組が
【蓬莱山】、右隅=【鶴島】、左の円い形の苔山が【亀島】。竜安寺の石庭とは違っ た趣ある石庭であった。
2.龍吟庭⇒大海原を苔で表現した相阿弥の作庭で石との調和が良く、引き付けられる庭
であった。
3.東滴壺(とうてきこ)⇒方丈の東にある壺庭で日本で一番小さい石庭。小さいが吸い 込まれそうな感じのする庭園。
4.滹沱底(こだてい)⇒庫裡の書院南軒先にある【聚楽第】からのものといわれる
阿の石、吽の石が配されている。
その他、方丈室中襖絵の【竜の図】も見応えがあった。入寺料350円。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2020/06/09
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